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陽炎イノシシ軍団 [社寺]

昨日の続き。
この禅居庵でどれぐらいのイノシシが隠れているんだろう?
ゆっくり時間をかけてお詣りすると楽しいですよ。

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↑禅居庵の西側の入り口

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↑門のところにUFOが・・・と思い拡大するとライトでした。残念でもLEDなのが今風。よく考えたら夜にこんな所に来たことがないです。「夜の社寺に行ったらあかん」と言われて育った世代なんです。いまはライトアップとかで気軽に行きますよね。あれは、結構危ない行為だと思います。行っている方々は憑依に強いのかな?

摩利支は「陽炎(かげろう)」「威光」と漢訳され、摩利支天は陽炎が神格化したほとけ、あるいは捉えたり見ることができないことを陽炎に喩えられてこの名があるとされます。
梵天の子、あるいは日天の妃ともされ、摩利支天を念ずれば他人から見られ知られることなく、捉え害されることなく、だまし罰せられることなく、自らの望むところを成就できるとされます。

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だから中世以降の武士の間で信仰された。戦場や武術の試合などの際に必勝を祈願しました。捕らえどころの無い相手は強いですよね。

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しかもこの摩利支天さんは、女性なんです。女性でなぜか猪に乗っている。
容姿は、美しい女性の神さんを懐や兜の中に納め、戦いに臨む・・・なんとなくわかる気もしますね。

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禅宗というか仏教では、こういう女性の形の存在は多い。
猪に乗った摩利支天、九尾の白狐に乗った叱枳尼天、歓喜天は男天が象で女天が猪に乗り合体している。愛染明王なんかもそうかも。
不思議な神仏が存在するのは、仏教がヒンドゥー教を取り込んだからでしょう。
日本では、密教系でたくさん不思議な神仏が存在しています。

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自然に存在する動物の神秘的な力を得ようとしていたのでしょう。
神仏でも元々は人間を食べていたりする存在が改心し、仏法を守るために働く存在になっている。

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この禅居庵の境内にたくさんの猪がありますが、猪が神仏ではないのですよ。
だからメッセンジャーとして活躍している動物なのかも。
でも、猪料理を拒む必要はない。
ただし、生命を提供してくれた動物に、感謝をして残さず食べましょう。
それは、最低限のお作法です。
心臓でも肝臓でもロースでも・・・。

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タグ:京都 社寺
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