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陽炎のように [社寺]

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↑禅居庵  

先月末の記事で紹介した猪がたくさんある神社と双璧をなすのが、建仁寺塔頭寺院の禅居庵。
ここも境内に猪がたくさんいてはります。

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摩利支天(まりしてん)をお祀りしている。
この摩利支天像は、猪に乗っている場合が多い。
だから猪が境内にたくさんいる。

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摩利支天は、仏教の守護神である天部の一柱。
日天の眷属。
太陽や月の光線を意味しており、陽炎を神格化したものです。
陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない。隠形の身で、常に日天の前に疾行し、自在の通力を有すとされる。これらの特性から、日本では武士の間に摩利支天信仰があったのです。

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だから護王神社の猪より、こちらの猪の方が力があるかも。
京都市内で摩利支天を祀ってあるお寺は、上京区の本法寺、右京区の聖沢院なんかがある。

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護身や蓄財などの神として日本で中世以降信仰を集めた。楠木正成は、兜の中に摩利支天の小像を篭めていたという。また、毛利元就や立花道雪は「摩利支天の旗」を旗印として用いた。山本勘助や前田利家や立花宗茂といった武将も摩利支天を信仰していたと伝えられている。禅宗や日蓮宗でも護法善神として重視されている。

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京男は、護王神社より禅居庵の方が好きかも。
あまりチャラチャラしていないしね。
「陽炎は実体がないので捉えられず、焼けず、濡らせず、傷付かない」というのがいい。こうありたいものです。

写真は、まだあるので明日に続きます。

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タグ:京都 社寺
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