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至冥界 [社寺・和菓子]

京都市内は、例日38度ぐらいの高温状態。
こんな状態は、はじめて経験します。
今後、こういう夏が普通になるのかな?
そうならオリンピック開催は無理ですよね。
なんで過酷な時期にやろうとするのか?
秋、体育の日ぐらいにやればいいのに。

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↑六道珍皇寺

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↑迎え鐘

京都市内もこんな気温が状態かするのなら、お祭りやイベントの開催を考えないといけない。
それともアスファルトや歩道を涼しくなる素材に替えていく必要があるかも。
巨大な扇風機を山に設置して空気を流すとか・・・。

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↑冥界への井戸は、ここから観られます。

本日の写真は、六道珍皇寺。
来月8月7日から10日まで「精霊迎え 六道まいり」が行われる。
京都では、お盆のため、お精霊(しょらい)さんを迎えにいきます。
こういう行事、世代交代したら続くのかな?
そういう宗教行事的な側面より観光という風になっていくのだろうか?

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↑これが井戸です

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いまの若者に「六道」なんて言っても、理解しないかも。
冥界とこの世が接しているのがこのお寺なんていっても、マニア以外はわからないかも。
人間、死んだらどうなるか?
そんなこと若い間はあまり考えないだろうな。
でも周囲にいる人がダンダン鬼籍に入っていくと考えるようになるのかな?

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この六道珍皇寺には、伝説がある。
このお寺の場所が京都市内の東の方の葬送地である「鳥辺野」への通り道にある。
平安時代からそうなんです。
小野篁(おののたかむら、802〜853)という人がいた。
この人、昼間は役人をして、夜は地獄でアルバイトをしていた。
公務員の場合、ちょっと問題のある行動ですね。
その地獄への入り口が井戸なんです。

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↑本家玉壽軒「湧き水」

人が死ぬと極楽へ行くか、地獄に行くかの裁判を行うらしい。
その裁判長が閻魔さん、小野篁さんは、その助手をしておられた。
裁判の時、念仏を買ったり、一芸がある人は披露して罪を軽くしてもらったりします。だから生きている間にしっかり芸を身に付けなくてはいけません。
なんていう話だって、いまの若い世代には通じなくなってきているかも。
しかも、極楽って、シーンとして、良い香りがして、蓮の上に座って・・・それが数千年となるといささか退屈。
地獄の方が面白いという人もたくさん出てくるかも。
困ったもんです。

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↑錦玉羹、粒あん

この六道珍皇寺も来月は、大忙しですね。
でも暑かったら大変だろうな。
お精霊さんを迎えにいくのは大抵、高齢者ですからね。

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